平田あすか / Asuka Hirata

絵画、刺繍、立体、ドローイング、さまざまな技法を用い、独特な世界観を繰り広げる。作品の形式への思考を巡らし、個々の手法を突き詰めるというよりは、メディアを横断しながら、意表を突くイメージを展開する。


大地の音図(部分)
アクリル絵具、キャンバス、162×390cm ( F100_3枚組)、2020年

【Artist Comment】
周りの環境とともに生き物は姿を変えていく
大きくなったり、小さくなったり
雄と雌は入れ替わり
さまざまに皮膚の色も変えていく
それぞれの生き物は、伸びたり縮んだり
せわしく動いているかと思えば、冬眠したり
いくつもの形を持っていて
いろいろな変化に備えている
豊かな環境のときも、困難な状況においても
たくさんの生き物たちは
互いに存在をともにする深い関係にある

2024年9月個展予定